投球障害の研究

野球において、最も障害の多い部位は投球側の肩と肘です。このページでは、2008年以降に私が行った研究内容やその知見について記載しました。研究者向けのやや難解なことが含まれていますが、ぜひご覧ください。

投球障害・予測システム

あたかも天気予報の降水確率のように障害の発生を予知します。

「あなたが、今後1年間で投球障害を発症する確率は**%でしょうか?」

システムの中身を説明します。

モーションシンセサイザ

「球を速くしたい」「コントロールをよくしたい」「伸びる球を投げたい」「投球障害を減らしたい」。こうした複数のニーズを同時に満たす動作をシミュレーションで作成しました。

人工知能で動作分析

デジカメを用いて、投球動作を撮影し、それを人工知能に読み込むと姿勢の推定を行えます。この技術を用いて、「肩の痛みが出やすい動作」を作ってみました。


投球障害肩のメカニズム

投球障害肩ってなぜ起こるの??

MRI、モーションキャプチャー、動力学解析、有限要素法、統計解析を駆使して、投球障害のメカニズムをビジュアル表現してあります。

投球障害肘のメカニズム

投球すると肘はなぜ痛くなるの??

野球肘は小学生に多い障害です。障害メカニズムをビジュアル表示して、障害に関与する動作パターンを記してみました。

投球動作と理学所見

人工知能とモーションシンセサイザーの技術を組み合わせることで、投球動作と理学所見との関連性を導き、ビジュアライズして表現してみました。ご覧ください。